儀礼と権力 天皇の明治維新
平凡社選書 231
| 出版社名 | 平凡社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年8月 |
| ISBNコード |
978-4-582-84231-9
(4-582-84231-3) |
| 税込価格 | 3,300円 |
| 頁数・縦 | 295P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
幕末・明治維新期、天皇は諸勢力に担がれる「玉」として、あるいは拝礼される御真影の図像として、スタティックにあっただけではない。たとえば五ヶ条の誓文の式典において、新しい権力編成を上演し世界に刻み込むアクターとして、たとえば主権の確立に向け諸国の公使を謁見する勲章で飾られた万国公法的身体として、また万世一系神話を組み込み再編成される近代神道の中心として、日々自らの役割に具体的に邁進していた。“儀礼と権力”の観点から、日本の近代国家と天皇のありようをとらえなおす、画期的な論考。 |
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| 目次 |
明治天皇を読む |
| 出版社 商品紹介 |
五箇条の御誓文はその式典こそが権力の新編成に決定的だった。政治・外交、神道創出に果たした明治天皇の儀礼的身体の役割を論ずる。 |


