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麝香ねずみ 長崎奉行所秘録伊立重蔵事件帖 書き下ろし時代小説

文春文庫 さ54−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-16-782101-2
4-16-782101-X
税込価格 639円
頁数・縦 255P 16cm

商品内容

要旨

次期奉行の特命で、江戸から一人長崎の地に先乗りした与力・伊立重蔵。そこで目にしたのは、得体の知れぬ「麝香ねずみ」と呼ばれる阿片や鉄砲の抜け荷を得意とする一味に蝕まれた奉行所の姿だった。身を崩した錺職人・善六、地元の親分・吉次郎らと真相に迫った先に出会ったものとは―。書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。

著者紹介

指方 恭一郎 (サシカタ キョウイチロウ)  
1961年、福岡県北九州市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科真宗学専攻卒業。僧籍の傍ら作家としても活動している。2004年、「首」で第11回九州さが大衆文学賞大賞笹沢左保賞を受賞。11年、豪商・島井宗室と秀吉の戦いを描いた『銭の弾もて秀吉を撃て』(ダイヤモンド社)で第3回城山三郎経済小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)