オレンジだけが果物じゃない
白水Uブックス 176 海外小説の誘惑
| 出版社名 | 白水社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年9月 |
| ISBNコード |
978-4-560-07176-2
(4-560-07176-4) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 295P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
狂信的なキリスト教徒の母から特殊な英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。しかし、初めて恋を知った彼女には、恐るべき“受難”が待っていた…。奇想とアイロニーに満ちた半自伝的小説。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作。 |
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おすすめコメント
奇想とアイロニー 狂信的なキリスト教徒の母から特殊な英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。一方、学校では、地獄の恐ろしさを迫真の描写力で語って級友たちを震え上がらせたり、何かと過激な言動が目立って問題児扱いされている。やがて、そんな彼女にも恋を知る時が訪れる。それ自体〈神の子〉には許されぬことなのに、よりによって相手は……。以来、彼女には恐るべき〈受難〉が待っていた── 作者自身の経験に基づく半自伝的小説でありながら、ウィンターソンは、それを単なる悲劇として語るわけではない。生真面目に読み進める読者を脱臼させるかのように、奇想天外な挿話が諧謔のスパイスとしてところどころに差し挟まれ、苦味の混じった笑いを誘う。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作!
出版社・メーカーコメント
格闘技を観るのが好きな父と格闘するのが好きな母から〈特殊な〉英才教育を受けて育ったジャネット。ある女性に恋したために彼女の受難が始まる。奇想とアイロニーに満ちた半自伝的小説。 「ウィンターソンという作家のいちばんの魅力は“からかいの精神”ではないかと思う。偽善的なもの、硬直したものの匂いを敏感に嗅ぎわけ、小気味よくからかい倒してくれる。国家を、宗教を、制度を──そして何より、それらが押しつけてくるお仕着せの観念を疑いもせずに呑み下す、私たちの想像力の貧困を。」(「訳者あとがき」より)