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傍聞き

双葉文庫 な−30−02

出版社名 双葉社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-575-51453-7
4-575-51453-5
税込価格 576円
頁数・縦 217P 15cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 帯につられて買いました。

    近年わりと軽い感じの(ライトミステリーとでも言うのか?)ものが話題になり売れています。本書もこれに当たるのだろう。ただひとつ言わせていただければ、やはり読書の入門書的な感じがします。作品自体はとってもよいものですが、読み足りないと思う方もきっと多いと思います。売れていることは事実なので皆さんの感想をもっと聞かせてほしい。

    (2012年3月10日)

  • 短編4本からなる200P強の薄い文庫。しかし読み応えは凄まじい。特に日本推理協会賞短編部門を受賞した表題作は完璧。警察小説として家族小説としても素晴らしい。すべてに一切の無駄がなく事件解決のトリックに唸らされる。また主人公の娘・菜月の行動の真意には驚愕。その意味でもタイトル通りだと思いながら読み返してしまう。書店員として、この本を売らずして何を売ると言える程の傑作であり読者としてこの本を読まずして何を読むのかと思える程、素晴らしかった。

    (2012年1月19日)

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商品内容

要旨

患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞。

著者紹介

長岡 弘樹 (ナガオカ ヒロキ)  
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞、08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)