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アルトリ岬

PHP文芸文庫 か4−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-569-67730-9
4-569-67730-4
税込価格 734円
頁数・縦 341P 15cm

商品内容

要旨

相川文弥は、何事にも自信のない中年男だ。平凡な暮らしを望んでいたが、息子はひきこもり、娘は放浪癖、妻からは離婚を突きつけられる。そして突然のリストラ―文弥は導かれるように北海道の海辺の町へ。やがて家族が合流すると、彼らの前に謎の男が現れ、相川家に「奇跡のカウンセリング」を施す。暮れなずむアルトリ岬で、文弥を包む極限の悦びとは!斬新なスタイルのメンタル・セラピー小説。

おすすめコメント

相川文弥は何事にも自信のない46歳の中年男だ。平凡な生活を望んでいたが、息子はひきこもり、娘は放浪癖で、妻の志穂とは口論が絶えない。唯一の癒しは女装して街を歩くこと。しかしそれを口実に、会社をリストラされてしまう。妻にも離婚を突きつけられ、どん底のなか、文弥は導かれるように北海道の海辺の町へ。やがて家族も合流すると、犬を連れて海岸に現われる一人の男性に出会う。印崎と名乗る、過去の多くを語らない謎の人物。しかし彼はやがて、バラバラの家族の心に火を灯す不思議なカウンセリングを始める。文弥へ、志穂へ、子どもたちへ……その言葉は、人生の意味に気づきを与え、本当に大切なものに気づかせてくれるものだった。作家業のかたわら、セラピストとして多くの「心の再生」に従事してきた著者ならではの、メンタル・セラピー理論を取り入れた新しいタイプのヒーリング・ドラマ。人生の迷い、苦しみ、痛みがすっと軽くなる快作だ。

著者紹介

加治 将一 (カジ マサカズ)  
1948年、札幌生まれ。作家・セラピスト。78年から93年までロサンゼルスで暮らし、帰国後、執筆活動に入る。東京・帝国クリニックでセラピストを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)