• 本

大停滞

出版社名 NTT出版
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-7571-2280-2
4-7571-2280-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 166P 20cm

商品内容

要旨

世界同時不況はなぜ起きたのか?インターネットなどのイノベーションは、新たな経済成長をもたらすことができるか?2011年1月に米国で刊行されるや否や、政策形成関係者や経済論壇で様々な議論を巻き起こし、論争の焦点を変えた話題の書。

目次

第1章 容易に収穫できる果実は食べつくされた―無償の土地、イノベーション、未教育の賢い子どもたち
第2章 経済の生産性は見かけほど向上していない―政府部門、医療部門、教育部門の本当の「成長力」
第3章 インターネットはなにを変えたのか?―ものの値段、「生産」の意味、収入のあり方
第4章 容易に収穫できる果実の政治学―再分配派の誤り、減税派の誤り、保守とリベラルの逆転現象
第5章 深刻な金融危機を招いた「真犯人」―金融機関幹部と美術館長、そして私たちみんなが犯した過ち
第6章 出口はどこにあるのか?―過去と現在、その大いなる違い

著者紹介

コーエン,タイラー (コーエン,タイラー)   Cowen,Tyler
米ジョージ・メイソン大学経済学教授。1962年生まれ。ハーヴァード大学にて経済学博士号を取得。著者が運営する経済ブログ「Marginal Revolution」は世界的に人気を博している。2011年、英エコノミスト誌で「今後最も世界に影響を与える経済学者の一人」に選ばれ、『大停滞』は、米ビジネスウィーク誌が「最も話題の経済書」と呼び、米国の政策形成関係者や経済論壇で議論を巻き起こした
若田部 昌澄 (ワカタベ マサズミ)  
早稲田大学政治経済学術院教授。1965年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科、トロント大学経済学大学院に学ぶ。著書に『危機の経済政策―なぜ起きたのか、何を学ぶのか』(日本評論社、第三一回石橋湛山賞受賞)など
池村 千秋 (イケムラ チアキ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)