• 本

株式会社という病

文春文庫 ひ24−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-16-780155-7
4-16-780155-8
税込価格 713円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

会社が不正を犯すすべての因子は、会社そのものの性格の中に潜んでいる―繰り返される企業不祥事。その原因は経営者にあるのではなく、株式会社というシステムそのものにある。欲望という病を抱えた成り立ちから限界まで、その本質を思考した画期的な書。「文庫版のためのまえがき―株式会社と原発事故」を収録。

目次

第1章 経済的人間―大きくなり過ぎた経済のちから
第2章 信憑論―かれらが会社を愛した理由
第3章 幻想論―欲望がつくりあげた幻想
第4章 因果論―結果は原因の中にすでに胚胎し、原因は結果が作り出す
第5章 技術論―『ウェブ進化論』では語りえないこと
第6章 倫理論―『国家の品格』と日本人のなし崩し的な宗旨替え

著者紹介

平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒。77年、渋谷道玄坂にて翻訳会社を設立。99年、アメリカ・サンノゼ市にビジネスサポートを主業務とするBusiness Cafe,Inc.を設立。01年、(株)リナックスカフェを設立。その後数社の経営に携わる。06年に声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」を企画設立し、取締役兼プロデューサーとなる。現在、(株)リナックスカフェ社長、立教大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)