• 本

夜中にジャムを煮る

新潮文庫 ひ−24−5

出版社名 新潮社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-10-131655-0
4-10-131655-4
税込価格 781円
頁数・縦 276P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ダイエットしてる人は読んじゃダメ!

    食のエッセイを、夜中にお酒を飲みながら読むのが大好物。平松さんの本は子どもの頃、母が作ってくれたハンバーグや、一緒に型抜きしたクッキーを思い出させてくれた。読んでいるとお腹も空いてくるが、それ以上に次の休みは絶対料理しようと決意してしまう。

    (2012年2月12日)

商品内容

要旨

土鍋でつややかに炊きあがったご飯のありがたみ、かき混ぜる両手が決め手の韓国料理の味わい。夜のしじまに、甘やかに漂う出来たてのジャムの香り…。つくるよろこびと食べるよろこび、どちらも大切にできる場所。それが台所。そこでは、いつだって新しい発見と笑顔が満ちている。食材と調理道具への愛情を細やかに描き、私たちの日々の暮らしを潤す、台所をめぐる17のエッセイ。

目次

1 台所でかんがえる(こんなものを食べてきた
漆と別れる、出合う ほか)
2 鍋のなかをのぞく(わたしのだし取り物語
ぴしり、塩かげん ほか)
3 わたしの季節の味(お茶にしましょ
夏はやっぱりカレーです ほか)
4 いっしょでも、ひとりでも(今日は何も食べたくない
ひとりで食べる、誰かと食べる)

著者紹介

平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)  
1958(昭和33)年、倉敷市生れ。東京女子大学卒業。エッセイスト。世界各地に取材し、食文化と暮らしをテーマに執筆している。著書に『買えない味』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)