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この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

角川文庫 す100−3

出版社名 角川書店
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-04-394487-3
4-04-394487-X
税込価格 748円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

喝采なきマウンドに男たちのドラマがあった。自らの栄光でなく、チームのためにひたすら投げ続けるもう一人の「エース」―人はそれを打撃投手と呼ぶ。「日本の練習時間の長さ」という特殊事情が生んだ、日本にしかない職業。イチロー、松井秀喜、清原和博、王貞治、長嶋茂雄…プロ野球に輝く大打者の記録、そしてチームの栄光。すべては彼らと共につくられた!プロを貫く“選手たち”の矜持と生き様を描いた傑作ノンフィクション。

目次

第1章 打撃投手誕生(海外と日本の打撃投手事情
打撃投手の歴史)
第2章 王、長嶋の恋人と呼ばれた男たち(大打者には必ず専属の打撃投手がいる
打撃投手一号―近藤隆正 ほか)
第3章 甲子園の怪物だった男たち―現代に生きる打撃投手1(天才前田智徳を支える男
エースナンバーは103番―阪神タイガース・藤本修二 ほか)
第4章 ドラフト一位だった男たち―現代に生きる打撃投手2(どんな形であれボールを握っていたい
いてまえ打線を支えた男―近鉄バファローズ・石本貴昭 ほか)

著者紹介

澤宮 優 (サワミヤ ユウ)  
1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業後、大学に勤務しながら執筆活動に入る。2009年より専業作家に。『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)