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放射線規制値のウソ 真実へのアプローチと身を守る法

出版社名 緑風出版
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-8461-1116-8
4-8461-1116-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 174P 20cm

商品内容

要旨

本書は、国際放射線防護委員会(ICRP)などの国際機関や厚生労働省の放射線規制値がいかに甘く、人間の健康に脅威であるかを、科学的に明らかにする。そして、政府の放射線規制値を現在の10分の1程度に低く、厳しくしないと、私たちの健康は守られないと結論する。また、放射線から身を守る方法も提言する。ダイオキシン研究・環境医学研究の第一人者による渾身の書。

目次

第1章 放射線の基礎知識(放射線
放射性崩壊
中性子線
イオン化(電離)による生体影響
確定的影響と確率的影響
放射性物質と放射能
外部被ばくと内部被ばく
放射線と放射能の単位)
第2章 放射線の人体影響(急性障害
晩発性障害)
第3章 内部被ばくと外部被ばく(ヨウ素とセシウム
ラドン、宇宙線とカリウム四〇)
第4章 身を守る法(線量限度と摂取制限
食品成分)

著者紹介

長山 淳哉 (ナガヤマ ジュンヤ)  
1947年高知県生まれ。九州大学大学院医学研究科博士課程修了。米国・国立環境保健研究所生殖発生毒性学部門博士研究員を経て、九州大学大学院医学研究院准教授。医学博士。大学院時代、ライフワークの原点ともなったカネミ油症の原因物質PCDFs(ダイベンゾフラン、ダイオキシンの一種)を発見。以来、ダイオキシン研究・環境問題研究の第一人者として活躍を続けている。2010年には胎児性油症の原因物質もPCDFsであることを証明した。専門は環境分子疫学、環境遺伝毒性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)