• 本

どちらとも言えません

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-16-374560-2
4-16-374560-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

いやほら、たかがスポーツなんだから。キツい野次に無責任な噂、好きに言わせてもらってます。でも、そう興奮しないで、大目に見てください。ちゃんとアスリートたちを尊敬してるんですから。オクダ流スポーツから覗いてみるニッポン。

目次

1(スポーツにおける悪役の経済効果考。
プロ野球おやじの目に映ったJリーグ。
WBCでわかってしまったアメリカ式の行く末? ほか)
サッカーW杯狂想曲(改めて考える日本人サッカー不向き論。
根が深いスポーツの力関係。
サッカー、番狂わせゾーンの快楽。 ほか)
2(メダルの価値と五輪の大本営発表。
用具はドーピング?ならば原点回帰を。
結果待ち競技と観る者のジレンマ。 ほか)

出版社
商品紹介

サッカー後進国の振る舞いを恥じ、プロ野球選手の名前をマジメに考え、大相撲の八百長にはやや寛容?スポーツで読み解くニッポン。

おすすめコメント

〈伊良部シリーズ〉でおなじみの著者が「Number」で連載したエッセイ集。もちろん、そこには奥田テイストがはっきりと出ています。特定の選手やチームには一切取材せず、ファンとして、あるいは単に観戦者として、フリーの立場から綴っているので極めてニュートラルな書き方になっています。サッカー後進国の振る舞いを恥じ、プロ野球選手の名前をマジメに考え、大相撲の八百長にはやや寛容? スポーツで読み解くニッポン論です。

著者紹介

奥田 英朗 (オクダ ヒデオ)  
1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て作家活動に入る。2002年『邪魔』で大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で直木賞、07年『家日和』で柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)