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乱反射

朝日文庫 ぬ1−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-02-264638-5
4-02-264638-1
税込価格 886円
頁数・縦 599P 15cm

e-hon夏の100冊 おすすめコメント

ミステリーというのは、犯人がいて、然るべき動機があるのが普通ですが、『乱反射』は違います。多くの人間がしてしまう、日常のちょっとした「マナー違反」が、めぐりめぐって全く知らない人間の殺人に繋がるというストーリーで、誰が犯人とも言えず、そこに明確な動機はありません。この本を一人でも多くの人が読むことで、日本はもっと住み良い国になるんじゃないかと、本気で思っています。(2016年7月)

商品内容

要旨

地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか?第63回日本推理作家協会賞受賞作。

おすすめコメント

幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった! モラルなき現代を暴き出す、日本推理作家協会賞受賞作、待望の文庫化!

著者紹介

貫井 徳郎 (ヌクイ トクロウ)  
1968年東京都生まれ。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』によりデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)