• 本

クリスマス・キャロル

新潮文庫 テ−3−12

出版社名 新潮社
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-10-203009-7
4-10-203009-3
税込価格 506円
頁数・縦 189P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • ケチで冷たく、誰からも嫌われる孤独な老人スクルージ。
    クリスマス・イブ、帰宅した彼は昔の親友の幽霊に遭遇します。
    「そのままの生き方では死んでからも苦しみ続けるぞ!!!」
    悲惨な姿に変わり果てた親友からの警告。
    「あんな姿になりたくない!!」
    そんなスクルージを導く過去・現在・未来の亡霊、、、。

    人の良心を呼び起こすような作品です。
    クリスマスシーズンじゃなくても是非読んで欲しい本です。

    (2014年7月30日)

  • 愛と感動のクリスマスプレゼント

    冷酷無慈悲な主人公がクリスマスイヴに超自然的な体験をし、新しい人生へと生き方を変える。困難な時代を生きる子ども達に「自分はどう生きていくべきか」を考えてほしい。その道標にしてほしい1冊です。

    (2014年3月13日)

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商品内容

要旨

ケチで冷酷で人間嫌いのがりがり亡者スクルージ老人は、クリスマス・イブの夜、相棒だった老マーレイの亡霊と対面し、翌日からは彼の予言どおりに第一、第二、第三の幽霊に伴われて知人の家を訪問する。炉辺でクリスマスを祝う、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見せられて、さすがのスクルージも心を入れかえた…。文豪が贈る愛と感動のクリスマス・プレゼント。

著者紹介

ディケンズ (ディケンズ)   Dickens,Charles
1812‐1870。英国ポーツマス郊外の下級官吏の家に生れる。家が貧しかったため十歳から働きに出されるが、独学で勉強を続け新聞記者となる。二十四歳のときに短編集『ボズのスケッチ集』で作家としてスタートし、『オリバー・ツイスト』(1837‐39)でその文名を高める。他にも自伝的作品『デイヴィッド・コパフィールド』(1849‐50)など数々の名作を生んだ国民的作家
村岡 花子 (ムラオカ ハナコ)  
1893‐1968。山梨県生れ。東洋英和女学院高等科卒。モンゴメリの作品のほか、翻訳が高く評価されている。子どもニュース番組の「ラジオのおばさん」としても親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)