
隠者の小道
出版社名 | Opus Majus |
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出版年月 | 2011年10月 |
ISBNコード |
978-4-905520-00-9
(4-905520-00-2) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 303P 19cm |
商品内容
要旨 |
西暦289年のローマ帝国。威光の陰りが顕著になった時代。人は老いてその活力が失われるように、ローマの大懐と力能は今や灰燼に帰そうとしていた。われわれの生きた世紀は終焉へと流転する。イタリア半島の巨神山。偶然と必然の記憶。“隠者の小道”それは巨神山に通じる岩山の山道。山頂に住まう一人の隠者。その名はフロンティヌス・アルカディウス。秩序がおりなす邂逅。彼のもと、縁ありて訪ね人きたる。“対話”による契機。神々の天空に近き山嶺における哲学の語らい。ときとして一致し、ときとして対峙する。さあ、探究の道へ。 |
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目次 |
序章 隠者 |