
親切な進化生物学者 ジョージ・プライスと利他行動の対価
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2011年12月 |
ISBNコード |
978-4-622-07666-7
(4-622-07666-7) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 514,81P 20cm |
商品内容
要旨 |
熾烈な生存競争と淘汰のもとで、なぜ他者を利する行動が生じたのか?本書は哲学的テーマをはらんだ重厚な科学ノンフィクションであり、その謎を追い求めた末にホームレスとして死んだ異端の科学者ジョージ・プライスの驚愕の伝記でもある。第1部では、メイナード・スミス、フィッシャーら巨星たちが織りなす波乱の科学史をたどる。第2部は進化学史と伝記が合流するところから始まる。プライスが導いた淘汰の方程式は、利他行動の理論に待望の普遍的定式を与え、「多層レベル淘汰」という大きなダイナミクスをも見渡すものだった。進化生物学の哲人ビル・ハミルトンとプライスの交流の記録も胸を打つ秀作。 |
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目次 |
第1部(戦争か平和か |
出版社 商品紹介 |
利他行動の進化の謎をめぐる飽くなき探究の歴史を、謎の鍵を握った科学者の数奇な生涯とともに描くスリリングな科学ノンフィクション。 |