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遺伝子組み換え企業の脅威 モンサント・ファイル

増補版

出版社名 緑風出版
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-8461-1122-9
4-8461-1122-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 184P 21cm
シリーズ名 遺伝子組み換え企業の脅威

商品内容

要旨

バイオテクノロジーの分野で世界最大の有力企業であるモンサント。同社はラウンドアップ・レディ大豆に象徴される遺伝子組み換え除草剤耐性作物など遺伝子組み換え技術をてこに世界の農業・食糧を支配しようとしている。しかし、遺伝子組み換え食品の危険性が明らかになるとともに、遺伝子組み換え企業の戦略が、人類の健康と農業の未来、自然と環境にとって大きな脅威となってきている。本書は、モンサントの妨害にあいながらも出版された『モンサント・ファイル』の全訳である。増補版では、遺伝子組み換え作物問題の最新の動向を加えた。

目次

モンサント―その波乱の履歴
回転ドア(産官人事交流)―モンサントと規制当局
行き詰まるモンサントのPR作戦
なぜバイオテクノロジーとハイテク農業が世界を飢餓から救えないか
モンサントは消費者の意見をどう聞いているのか
都合の悪い情報を隠す
反対市民に対する訴訟戦略
モンサントよ、あなたは我々の恥だ
フランケンシュタイン企業―モンサントとアメリカン・ホーム・プロダクツの合併
ボイコット―避けるべきブランドと商品
環境運動家はならず者か?―本当のテロリストは誰だ
健全な農業への回帰は当然のこと
遺伝子組み換え作物の犯罪

著者紹介

ボーイズ,アントニー・F.F. (ボーイズ,アントニーF.F.)   Boys,Antony F.F.
1951年ロンドン生まれ。1973年英国で化学工学専攻、一旦大学卒業。1974年来日。1982年茨城キリスト教大学英米文学科卒。1984年筑波大学地域研究科にて、中国農村経済を2年間勉強し、国際学修士取得。1984年茨城キリスト教短期大学(現在シオン短期大学)採用。シオン短期大学教授
安田 節子 (ヤスダ セツコ)  
1990年〜2000年まで日本消費者連盟事務局に勤務。反原発運動などを展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)