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新編風の又三郎

改版

新潮文庫 み−2−4

出版社名 新潮社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-10-109204-1
4-10-109204-4
税込価格 572円
頁数・縦 405P 16cm
シリーズ名 新編風の又三郎

商品内容

要旨

「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。

著者紹介

宮沢 賢治 (ミヤザワ ケンジ)  
1896‐1933。明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)