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偉人の残念な息子たち

朝日文庫 も9−3

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-02-264623-1
4-02-264623-3
税込価格 726円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

大発明家エジソンの息子は親の名を使った詐欺で何度も訴えられたり、はたまた文豪ヘミングウェイの息子は性転換して女性になったり…。歴史に名を馳せた父の栄光の陰で、散々な人生を歩んだ息子たちの悲喜劇を綴った、歴史雑学エッセイ。この父にして、この息子あり。

目次

1 替え玉試験でハーヴァード大学を退学になった―実業家・ジョー・ケネディの息子エドワード
2 父親の名を使った詐欺で何度も訴えられた―発明家・エジソンの息子トーマス・ジュニア、ウィリアム
3 たった三・五ドルの万引きで逮捕された―ギャング・アル・カポネの息子ソニー
4 麻薬で医師免許停止、性転換して女性になった―文豪・ヘミングウェイの息子グレゴリー
5 女癖が悪く、腹上死。大統領の座を逃した―大富豪・ロックフェラーの息子ネルソン
6 なぐり描きの絵を一ドルで観光客に売りつけた―画家・ゴーギャンの息子エミール
7 酒と女に溺れ、反抗心でイスラーム教徒になった―インド独立の父・ガンディーの息子ハリラール
8 愛人と結婚するために王位を投げ出した―イギリス国王・ジョージ五世の息子エドワード八世
9 国会議員選挙で六度落選。酒の飲みすぎで死んだ―イギリス首相・チャーチルの息子ランドルフ
10 城狂いの果てに、「精神錯乱」で王位を追われた―バイエルン王・マクシミリアン二世の息子ルートヴィヒ
11 第一次世界大戦の火種となり、帝国を滅亡に導いた―オーストリア皇帝・フランツ・ヨーゼフ一世の息子ルードルフ、嗣子フェルディナント大公

著者紹介

森下 賢一 (モリシタ ケンイチ)  
1931年神奈川県生まれ。作家、翻訳家。東京外国語大学卒。会社勤務(タイ、インドネシア駐在)を経て、63年パリ大学留学。65年から酒、料理、海外風俗などを中心に執筆、翻訳活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)