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ラフカディオ・ハーンとジェイムズ・トムソン 『四季』をめぐって

拓殖大学研究叢書 人文科学 16

出版社名 春風社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-86110-285-1
4-86110-285-5
税込価格 3,666円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

ハーンによる評価を通じて18世紀スコットランドの詩人トムソンの再評価を促し、両者に共通するケルト性をあきらかにする。

目次

序 ハーンのトムソン『四季』評価
第1章 『四季』―「冬」と「春」を中心に(自然の脅威
トムソンの「春」の愛と生命)
第2章 『四季』―「夏」と「秋」を中心に(ハーンの熱帯志向
ハーンと虫
虫と命の連鎖
宇宙と存在の環
トムソンと科学)
第3章 『四季』―愛、メランコリー、自然観を中心に(「秋」のラヴィーニア物語
トムソンと動物愛
トムソンと愛国心
トムソンとハーンのメランコリー
自然観における科学と宗教)
第4章 ケルトと日本をつなぐ怪異(ハーンにおける怪異
トムソンにおける怪異)

出版社
商品紹介

ハーンによるトムソンの『四季』に対する評価を考察し,イギリス近代自然詩の源流としてのトムソンの再評価を促がす。

著者紹介

先川 暢郎 (サキカワ ノブオ)  
1944年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。現在、拓殖大学政経学部教授、日本カレドニア学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)