• 本

ナチスの知識人部隊

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-309-22561-6
4-309-22561-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 534P 20cm

商品内容

要旨

頭脳明晰な大学出の若きエリートたちがなぜ数十万もの殺戮を犯したのか?ナチス親衛隊下の処刑部隊の指揮官として先頭に立った約80名の若者たちを詳細に分析した戦慄の研究。

目次

第1部 ドイツの若者たち(「敵の世界」
人脈の形成
知識人活動家)
第2部 ナチズムへの加入―ある政治参加(ナチスになる
SDに入る
闘争から監視へ)
第3部 ナチズムと暴力 絶頂期―一九三九〜一九四五年(東を考える―ユートピアと恐怖のあいだ
戦争の説明書―ナチスのレトリック
暴力の実行 ほか)
終章 戦争の記憶、闘士的活動の記憶、ジェノサイドの記憶

出版社
商品紹介

ナチス親衛隊にあった部隊の情報機関SDは、高学歴で若いエリート集団だった。東部戦線での果てしなき殺戮へと向かわせたものは?

著者紹介

アングラオ,クリスティアン (アングラオ,クリスティアン)   Ingrao,Christian
現在もっとも期待されるフランスの若手歴史研究者のひとりで、専門はナチズムおよび戦争の現象全般。1990年代半ばから、シュトゥットガルト大学、ベルリンやワルシャワの研究機関、フランスではクレルモン=フェラン大学、パリ第4大学、アミアン大学、さらに現代史研究所(IHTP)などでナチスに関する研究をつづけており、その緻密で学際的な研究手法は高い評価を受けている。現在はCNRS(国立科学研究センター)研究員、IHTPの所長を務め、パリ政治学院でも教えている
吉田 春美 (ヨシダ ハルミ)  
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)