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自立社会への道 収奪の五〇〇年を超えて

出版社名 新泉社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-7877-1116-8
4-7877-1116-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 326P 20cm

商品内容

要旨

「構造的な収奪の時代」にあっては、経済成長を続けるために無用な産業を創り出し、どこまでも収奪を続けなければならない。工業社会の豊かさに疑問をもち、自給自足の暮らしを求めて百姓となった哲学者が、収奪された人々の視点から500年の近代史を問い直し、自立社会への転換を説く。「近代の超克」に向けて。

目次

序章 百姓暮らしで学んだこと
第1章 近代とは何か
第2章 直接的な収奪の時代
第3章 強制的な収奪の時代
第4章 構造的な収奪の時代
第5章 日本の近代
第6章 産業的征服と道徳的征服―三冊の本から
終章 近代の超克
補論 なぜ原発をやめられないのか

著者紹介

筧 次郎 (カケイ ジロウ)  
百姓、哲学者。1947年、茨城県水戸市に生まれる。1983年から筑波山麓で百姓暮らしを実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)