• 本

少女

双葉文庫 み−21−02

出版社名 双葉社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-575-51483-4
4-575-51483-7
税込価格 681円
頁数・縦 323P 15cm

e-hon夏の100冊 おすすめコメント

高2の少女たちの夏休みを描いた青春ミステリー。丁寧な複線がこれまた丁寧に回収されていき、驚きの結末に。今秋映画上映予定ですが、その前に読んでおきたい一冊です。(2016年7月)

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 告白に続けるか!

    著者としても2作目の作品。「告白」が爆発的な大ヒットとなった為、読者からは前作以上のものを求められるプレッシャーに見事打ち勝ったのではないでしょうか。内容は女子高生2人を中心に描かれているのですが、決して明るいものではなく「死」をテーマに書かれている感もあるが反対の「生」も感じ取ることができる。文庫本ですがすごく重い1冊です。

    (2012年3月3日)

  • 湊かなえといえば真っ先に思い浮かぶのはデビュー作「告白」 個人的に「往復書簡」や「夜行観覧車」も印象深いが巧さと衝撃に唸らされたのは「少女」が随一。由紀と敦子(まるで某アイドルグループ)それぞれの視点で相手への想い、考えなどが語られ口に出さなければ伝わらないこと思っていることをそのまま伝えることの難しさ、勘違いや思い込み…まさに青春ミステリの傑作でした…途中までは。終章のハンバーグドリアの件もよかった。ただそれだけで終わらないのが湊かなえ。編入生・史織の告白により物語は動き出し彼女の告白により残された伏線の回収がされ全てが繋がり衝撃のラストを迎える。

    (2012年2月20日)

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商品内容

要旨

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)  
1973年広島県生まれ。2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)