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貢献する心 ヒトはなぜ助け合うのか

出版社名 工作舎
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-87502-442-2
4-87502-442-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 189P 20cm

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商品内容

要旨

他者の心情を思いやり、他者を助けることに大きな喜びを見いだす生物、ヒト。野生動物にはない、この不思議な特性「貢献心」は、どのようにして生まれ、発達してきたのか。さまざまな分野で活躍する六名が語り合う。

目次

「お互いさま」の絆をむすびあう(上田紀行)
ロボットは貢献心をもつことができるか(瀬名秀明)
視点をつなぐ「ふれあい共想法」(大武美保子)
ライプニッツの互恵の哲学(谷川多佳子)
他者を思う心の進化:共感と幻想(長谷川眞理子)
協調的世界像の起源(大橋力)

著者紹介

上田 紀行 (ウエダ ノリユキ)  
東京工業大学リベラルアーツセンター教授。価値システム専攻。スリランカで「悪魔払い」のフィールドワークを行ない、文化人類学の観点から「癒し」に関する研究をすすめる。また日本仏教再生に向けて、「仏教ルネッサンス塾」塾長や、宗派を超えた若手僧侶の討論の場「ボーズ・ビー・アンビシャス」のアドバイザーとしても活躍
瀬名 秀明 (セナ ヒデアキ)  
作家。東北大学大学院薬学研究科在学中の作品『パラサイト・イヴ』(日本ホラー小説大賞受賞、新潮文庫)で作家デビュー
大武 美保子 (オオタケ ミホコ)  
東京大学人工物工学研究センターサービス工学研究部門准教授。「機械は固いもの」という既成概念を覆す「ゲルロボット」の開発にはじまり、工学と生命科学、医学、脳科学、情報学、計算機科学などの融合領域の研究テーマを開拓し続ける。2008年には実践研究のためのNPO法人「ほのぼの研究所」を設立し、代表理事・所長として、自ら開発した「ふれあい共想法」による市民参加形の認知予防サービスを柏市を起点に各地で展開している
谷川 多佳子 (タニガワ タカコ)  
筑波大学人文社会系教授。ホモコントリビューエンス研究所副所長。哲学・思想専攻。パリでデカルト、ライプニッツを中心に近代哲学を形成する思想・言語・イメージのダイナミズムを研究。現代哲学や日本思想の研究者はもとより、J=M・シャルコーにはじまる精神医学や美術、脳科学などをリードする研究者との交流により、新たな人間像、思想の可能性をさぐっている
長谷川 眞理子 (ハセガワ マリコ)  
総合研究大学院大学先導科学研究科長・教授。日本人間行動進化学会会長。タンザニアの野生チンパンジー、イギリスのダマジカ、スリランカのクジャクなどのメスによるパートナー選びの生態を研究。これらのフィールドワークを背景にして進化生物学、行動生態学の視点から、人間の本性の進化的研究を推進。性淘汰(選択)や利他行動など、いわゆる「最適者生存」や「弱肉強食」というような通俗化したダーウィニズムでは捉えられない進化の過程に光をあてる
大橋 力 (オオハシ ツトム)  
文明科学研究所所長。国際科学振興財団主席研究員。科学者として、音響学、生命科学、脳科学、生態人類学などの超領域研究をすすめている。情報環境学を体系化し、ハイパーソニック・エフェクトなどを発見して中山賞大賞を受賞。芸術家として、山城祥二の名で芸能山城組を主宰。作曲、指揮、演出、制作などを通じて、「自我表現」の限界を超える共同体としての芸術表現を展開する。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)