• 本

閉じこもるインターネット グーグル・パーソナライズ・民主主義

出版社名 早川書房
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-15-209276-2
4-15-209276-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 328P 20cm

この商品を買った人は、こちらにも興味をもっています

商品内容

要旨

あなた好みの情報を自動的に取捨選択して見せてくれる、近年のネット社会のフィルタリング技術。その裏に潜む、民主主義さえゆるがしかねない意外な落とし穴とは―。「フィルターバブル」問題に警鐘を鳴らすニューヨークタイムズ・ベストセラー、待望の日本語版。

目次

第1章 関連性を追求する競争
第2章 ユーザーがコンテンツ
第3章 アデラル社会
第4章 自分ループ
第5章 大衆は関連性がない
第6章 Hello,World!
第7章 望まれるモノを―望むと望まざるとにかかわらず
第8章 孤立集団の街からの逃亡

出版社
商品紹介

近年のアルゴリズムの急進化は、自由でオープンだったはずのウェブ社会を逆進化させている――世界が注目する論客が放つ話題の書。

出版社・メーカーコメント

津田大介氏(『Twitter社会論』)、東浩紀氏(『一般意志2.0』)推薦! グーグルの検索結果は、誰が検索しても同じではなく、実はユーザーの興味関心や政治的スタンスにあわせて全く異なっている/Gmailは、ユーザーの文章から、かれらの興味関心だけでなく教養や知的レベルまで読みとり、それに合わせた広告表示を行なっている/フェイスブックやツイッターは、性格や興味関心の近いユーザー同士で群れやすいようにアルゴリズムが組まれている――。 これまでインターネットは、あらゆる立場の情報や人々とボーダレスかつ無限に触れ合える場所だと信じられてきた。だがこの数年、インターネットはまったく逆の方向に進化している。アルゴリズムの進化のおかげで、上の例のように、「個人の嗜好というフィルターが技術的にかけられた泡(バブル)」のような世界になっているのだ。 そのため、今日のユーザーは知らず知らず、自分に都合のいい情報「だけ」を摂取するようになっている。困ったことに、こうしたフィルターバブルは高度すぎて目に見えないため、ユーザーには自分が日々摂取している情報が偏っているという自覚がない(自分とは価値観の異なるユーザーもフォローしていると主張するツイッターユーザーは多いが、実際はちがう)。 これは民主主義のあり方にも影響しはじめている。たとえばすでに「リアル世論」と「ネット世論」の乖離が起きつつある。ネット上ではきわめて評判のわるいサラ・ペイリン(日本で言えば石原慎太郎か)が、実際の選挙では高い支持率を得るといった現象が起きているのだ。 著者はワシントンポストやウォールストリートジャーナルに寄稿するメディアジャーナリスト/アクティビスト。2011年、本書のテーマでTEDにも登場。 翻訳者は、『スティーブ・ジョブズ』を初めとするインターネット関連書の翻訳で著名で、最近はメディア出演も多い井口耕二。

著者紹介

パリサー,イーライ (パリサー,イーライ)   Pariser,Eli
1980年生まれ。アメリカ最大のリベラル系市民政治団体の1つ、「ムーブオン」(MoveOn.org)の元エグゼクティブ・ディレクターで、現在は理事会長。2001年、暴力の連鎖を断ち切って平和を訴える署名サイト「9‐11peace.org」を開設。わずか数週間で192カ国から50万人の署名を集めたことで脚光を浴び、ムーブオンのキャンペーン・ディレクターにスカウトされる。それ以降、「Obama in 30 Seconds」など彼の独創性あふれるキャンペーンと、少額寄付システムの確立によって、ムーブオンは会員数500万人を突破
井口 耕二 (イノクチ コウジ)  
1959年生まれ。東京大学工学部卒業。米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト「翻訳フォーラム」を共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)