• 本

地方の論理 フクシマから考える日本の未来

出版社名 青土社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7917-6620-8
4-7917-6620-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

前福島県知事と気鋭の社会学者が、これからの「日本」について徹底討議する。あらゆる「中央の論理」から自立し、「地方」だからこそ可能な未来を展望し、道州制から環境問題、地域格差まで、3・11以後の社会のありかたを考えるいま必読の書。

目次

はじめに 3.11以後、私たちは何を語れるのか
第1章 3.11以後から考える(エネルギー政策と地方
震災後の対応をめぐって
トカゲのしっぽきり ほか)
第2章 めざすべき地方の姿を考える(いま必要とされているリーダーシップとは何か
本当の保守主義とは何か
安積艮斎と安藤昌益に学ぶこと ほか)
第3章 「地方のみらい」を考える(二一世紀は福島の時代
民主主義をめぐって
一極集中からの脱却 ほか)
あとがき 地方の論理こそが国際標準

出版社
商品紹介

気鋭の社会学者・開沼博と、国政と地方自治をつぶさに見てきた佐藤栄佐久の経験とがぶつかりあう「フクシマ」から語られる日本の未来。

著者紹介

佐藤 栄佐久 (サトウ エイサク)  
1939年福島県郡山市生まれ。東京大学法学部卒業後、日本青年会議所での活動を経て、1983年に参議院議員選挙で初当選。87年に大蔵政務次官。1988年から2006年まで福島県知事を務める
開沼 博 (カイヌマ ヒロシ)  
1984年福島県いわき市生まれ。2009年東京大学文学部卒。2011年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。著書、『「フクシマ」論』(青土社、2011年)で第65回毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)