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激安エアラインの時代 なぜ安いのか、本当に安全なのか

平凡社新書 632

出版社名 平凡社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-582-85632-3
4-582-85632-2
税込価格 858円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

成田‐福岡間や大阪‐札幌間の運賃が、わずか三八〇〇円。こんな時代を、いったい誰が想像しただろうか?そもそも「なぜ安くできるのか」、「本当に安全なのか」。激安航空の「からくり」に迫るとともに、それを可能にした航空自由化の道のりを振り返り、来る「アジア大航空時代」を展望する。

目次

第1章 格安航空(LCC)の登場(戦国時代に突入した日本の空
LCCはなぜ安い運賃を提供できるのか
世界の革命児になったLCC
「運賃高値国」の崩壊
「空飛ぶ電車」ピーチが誕生)
第2章 アジアで進むオープンスカイ(世界の空は全面自由化に
IATA運賃の崩壊
ついに開国に舵を切った日本
「アジア大航海時代」が到来)
第3章 アライアンスと新機種に懸けるレガシー(疲弊したレガシーのビジネスモデル
救世主となったアライアンス
フルラインかを進めるレガシー
新機種が「ゲームチェンジャー」)
第4章 甦るのか、日本の空(多様化するサービス・運賃
JALは甦るのか
ANAの課題
本格LCCになれるのかSKY
新規社に未来はあるのか
変革を迫られる空港
交通基本法で何が変わるのか)

著者紹介

杉浦 一機 (スギウラ カズキ)  
1947年石川県生まれ。航空アナリスト。首都大学東京客員教授。利用者サイドに立ったユニークな視点から執筆・講演などで活躍中。参議院運輸委員会調査室客員調査員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、東京都の航空機関連委員会委員、福岡空港調査委員会委員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)