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三くだり半の世界とその周縁

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-8188-2211-5
4-8188-2211-6
税込価格 7,150円
頁数・縦 358P 22cm

商品内容

要旨

ながく三くだり半の研究をつづけてきた高木侃を中心に、近世から近代へと移行する過程で生じた諸問題とその対応をめぐり11人の専門家がそれぞれの周縁から論じる。

目次

第1章 対馬藩の刑罰について
第2章 「敲」の刑具について―「敲箒」と「箒尻」
第3章 明治時代離婚法五題―高木所蔵未刊史料の紹介
第4章 「法」に関わった西村兼文―「勧解」書類と『京都府違式〓(かい)違條例図解全』
第5章 親の懲戒としての「勘当」と「離籍」―明治民法編纂過程における梅謙次郎の所論を中心に
第6章 野田山墓地と無縁墳墓
第7章 地類・地神・地親類―家結合と同族祭祀をめぐる一考察
第8章 泉南の庶民娯楽と近代―盆踊りと逸脱行動
第9章 三・一一と「いのち」の視点から描く日本近世社会
第10章 徳川幕府による書籍の編纂・刊行事業―官立学問所、特に和学講談所の活動を中心として
第11章 明治初期の小学校における授業方法に関する若干の考察―栃木県下飯田小学校「下等小学授業方法録」の紹介を中心に

著者紹介

青木 美智男 (アオキ ミチオ)  
1936年福島・棚倉町生まれ。1962年明治大学史学地理学科卒業。1965年東北大学大学院国史学専攻修士課程修了。1977年日本福祉大学助教授。1977年専修大学文学部史学コース教授
森 謙二 (モリ ケンジ)  
1947年徳島県生まれ。1970年明治大学法学部卒業。1975年明治大学大学院博士課程修了。1978年茨城キリスト教短期大学助教授。1983年茨城キリスト教短期大学教授。1998年茨城キリスト教大学文学部文化交流学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)