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トルコを知るための53章

エリア・スタディーズ 95

出版社名 明石書店
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-7503-3571-1
4-7503-3571-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 364P 19cm

商品内容

目次

1 古代トルコを掘る/撮る(東西文明の接点―国境があって国境のないアナトリア高原
古代都市の遺跡群―考古学者だけが世界的発見をしているわけではない ほか)
2 オスマン帝国の興隆(神々の世界から、一神教の世界へ―アナトリアのキリスト教化とイスラム化
コンスタンティノープルの征服―東地中海世界、再編成へ ほか)
3 帝国の改革と社会の変容(西洋化の嚆矢チューリップ時代―国情を反映した花
小説『モンテクリスト伯』のモデルは誰か?―18〜19世紀前半のオスマン帝国における地方勢力の台頭 ほか)
4 生活と文化、多彩な系譜(トルコ人の価値観―人と社会の底流にあるイスラム
イスラムと食文化―しかし、酒も飲める ほか)
5 激動の政治経済と国際関係(トルコでのビジネス事情―日系企業ビジネスマンの観点から
トルコ経済、激変の10年―リスク大国からの変貌 ほか)

出版社・メーカーコメント

ヒッタイト誕生からアレクサンドロスの東征、イスラム圏の浸透、オスマン帝国の興亡、共和国による世俗主義の選択、EUとアジアをつなぐ現在まで、アナトリアの歴史は波乱に富みながらも多彩な文化をたたえてきた。その歴史と文化、政治、経済を1冊に凝縮。

著者紹介

大村 幸弘 (オオムラ サチヒロ)  
中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所所長。早稲田大学第一文学部西洋史科卒業後、トルコ政府給費留学生としてアンカラ大学言語・歴史・地理学部ヒッタイト学科に留学。中近東考古学科博士課程修了。留学中からトルコ国内の発掘調査に参加。帰国後、中近東文化センター勤務。1985年よりトルコのカマン・カレホユック遺跡の発掘調査に従事
永田 雄三 (ナガタ ユウゾウ)  
財団法人東洋文庫研究員。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、イスタンブル大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻はオスマン帝国史。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、明治大学文学部教授を経て現職
内藤 正典 (ナイトウ マサノリ)  
同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学分科)卒業。ダマスカス大学、アンカラ大学で研究に従事。ユネスコ人文・社会科学セクター科学諮問委員。一橋大学教授を経て現職。専攻はイスラーム圏と西欧の国際関係、多文化共生論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)