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街場の読書論

出版社名 太田出版
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-7783-1288-6
4-7783-1288-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 413P 19cm

商品内容

要旨

本はなぜ必要か。強靱でしなやかな知性は、どのような読書から生まれるのか。21世紀とその先を生き抜くための、滋味たっぷり、笑って学べる最強読書エッセイ。

目次

第1章 文芸棚
第2章 人文棚
第3章 ウチダ本棚
第4章 教育棚
第5章 著作権棚
第6章 表現とリテラシー

出版社・メーカーコメント

≪ひとりでも多くの人に話を聞いてほしい、書いたものを読んでほしいと思う人間にとっての技術的な最優先課題は「どうすれば、聴き手や読み手はこのメッセージを『自分宛てだ』と思ってくれるか」ということに集約されることになります。当然ですね。 それが「リーダビリティ」といういささかこなれの悪い言葉を使って、この本の中で僕が論じていることです。≫ 本はなぜ必要か。 どうすればもっと「伝わる」のか。 強靱でしなやかな知性は、どのような読書体験から生まれるのか――。 ブログ「内田樹の研究室」と、各媒体への寄稿記事より、「読書」と「表現」に関するものを厳選、大幅に加筆・改訂。 次なる世紀の行く手を照らす、滋味たっぷり&笑って学べる読書エッセイ。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。神戸女学院大学文学部名誉教授。武道家。道場兼学塾である「凱風館」館長。専門はフランス現代思想、ユダヤ文化論、映画論、武道論など。著書に『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞二〇一〇受賞。第三回伊丹十三賞受賞。近著に『呪いの時代』『日本の文脈』(中沢新一との共著)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)