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紛争と文化外交 平和構築を支える文化の力

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-7664-1931-3
4-7664-1931-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 283,4P 20cm

商品内容

要旨

ボスニア・ヘルツェゴビナにおける少年サッカーチームの、民族を超えた絆。イスラエルとアラブ諸国の若き音楽家たちのオーケストラが紡ぐ、友情の響き―。敵対する隣人との融和に導く文化の力(ソフト・パワー)。NGO、開発援助機関、アーティスト、現地の市民らによる豊富な活動記録をもとに、国際協力の現場に立ち続ける著者が、平和構築に向けた未来への提言をおこなう。

目次

第1章 文化と紛争、そして平和
第2章 平和構築における文化活動の役割
第3章 スポーツによる融和
第4章 紛争地に響く音楽の紡ぐ絆
第5章 文芸作品を介した記憶への対峙
第6章 演劇活動による心の平和構築
第7章 伝統文化の再興と誇りの回復
終章 文化活動を介した平和構築の新たな地平

著者紹介

福島 安紀子 (フクシマ アキコ)  
1951年京都生まれ。青山学院大学国際交流研究センター研究員。在ブリュッセルEU‐Asia Centre国際アドバイサリー・ボード・メンバー。米国ジョンズ・ホプキンス大学ポール・ニッツ高等国際問題研究大学院(SAIS)卒。大阪大学より博士号。国際関係論専攻。総合研究開発機構(NIRA)主席研究員、国際交流基金特別研究員を経て2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)