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利権聖域 ロロ・ジョングランの歌声

角川文庫 ま32−1

出版社名 角川書店
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-04-100233-9
4-04-100233-8
税込価格 817円
頁数・縦 395P 15cm

商品内容

要旨

菜々美の従兄・稔は8年前、新聞記者として赴任したインドネシアの東ティモール独立紛争に巻き込まれ死亡した。最後の便りはロロ・ジョングラン寺院の写真だった。週刊誌記者となった菜々美は、インドネシア・中部ジャワ地震の現地取材で、NGOボランティアや国際開発コンサルタントの日本人と出会い、国際協力の裏側を知る。稔の死に芽生えたある疑念とは。国際援助のあるべき姿を問う、第1回城山三郎経済小説大賞受賞作。

著者紹介

松村 美香 (マツムラ ミカ)  
東京生まれ。中央大学卒業後、青年海外協力隊として2年間タイに滞在。帰国後、筑波大学大学院で修士(経営学)を取得、国際開発コンサルタント業務に携わり、カンボジア、インドネシア、モンゴル、エチオピアなどの開発調査に参加。2008年『利権聖域―ロロ・ジョングランの歌声』で第1回城山三郎経済小説大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)