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英雄の書 上

新潮文庫 み−22−23

出版社名 新潮社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-10-136933-4
4-10-136933-X
税込価格 781円
頁数・縦 431P 16cm
シリーズ名 英雄の書

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「あれ」が獄を破った。戦いが始まる。ブレイブ・ストーリーから6年。毎日新聞で連載されていた作品がついに書籍化!宮部みゆきのファンタジー最新作。一つ一つの言葉に力強さがある宮部文学。イマジネーションをどうにもかき立ててくれる傑作です。

    (2014年3月10日)

商品内容

要旨

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)