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和訳聊斎志異

ちくま学芸文庫 ホ17−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-480-09456-8
4-480-09456-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 407P 15cm

商品内容

要旨

妖艶な美女やいたいけな少女に化けた妖怪、狐、狸、鬼たちと、いずれもまじめな主人公たちが繰り広げる、艶やかで面白おかしい物語の数々。中国怪異文学の金字塔。全446篇のうち特に面白い35篇を精選し、中国語原文の雰囲気を残しながら、独特のルビづかいで読ませる柴田天馬の名訳・玄文社版(1919年刊)を文庫化。

目次

王成
成仙
陸判
侠女
瞳人語
聶人倩
阿宝
竹青
嬰寧
嘉平公子〔ほか〕

著者紹介

蒲 松齢 (ホ ショウレイ)  
1640‐1715年。山東省の名家に生まれる。神童として知られたが、科挙の試験には失敗。教師などをしながら糊口をしのいだ。20歳から小説を書きはじめ、40歳の時に『聊斎志異』を完成させた
柴田 天馬 (シバタ テンマ)  
1872‐1963年。鹿児島県生まれ。中国文学者。『聊斎志異』の魅力にとりつかれ、翻訳を始める。1953年に『聊斎志異研究』を創元社から刊行し、1953年毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)