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明治開化安吾捕物帖 続

角川文庫 さ2−6

出版社名 角川書店
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-04-100244-5
4-04-100244-3
税込価格 968円
頁数・縦 604P 15cm
シリーズ名 明治開化安吾捕物帖

商品内容

要旨

明治の世に起こる怪事件の数々を、青年探偵・結城新十郎が快刀乱麻を断つ名推理で真相に迫る!怪しい新興宗教団体の連続変死事件の謎を追う「魔教の怪」、衆人環視の中、燃えさかる密室から人が消える「赤罠」、神の怒りに触れて死んだ男の隠された過去を明らかにする「狼大明神」、バラバラになった死体から意外な被害者と犯人を推理する「トンビ男」など全12篇。文豪・坂口安吾の幻の傑作推理連作集、堂々の完結。

出版社・メーカーコメント

安吾の傑作推理小説。幻の捕物帖が今、よみがえる! 文明開化の明治の世に次々起こる怪事件。その謎を鮮やかに解くのは英傑・勝海舟と青年探偵・結城新十郎。果たしてどちらの推理が的を射ているのか?

著者紹介

坂口 安吾 (サカグチ アンゴ)  
1906年(明治39年)、新潟生まれ。東洋大学印度哲学倫理学科卒業。46年に発表した「堕落論」が反響を呼び、続く「白痴」によって太宰治、織田作之助らとともに新文学の旗手として文壇に特異な地位を築く。他に『桜の森の満開の下』等。55年、脳出血により48歳で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)