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少しだけ、無理をして生きる

新潮文庫 し−7−36

出版社名 新潮社
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-10-113337-9
4-10-113337-9
税込価格 605円
頁数・縦 200P 16cm

商品内容

要旨

大変な無理だと続かない。大事なのは、ほんの少しだけ、自分を無理な状態に置く。つまり挑戦をし続けることなのだ。城山が魅了され、小説の題材とした『落日燃ゆ』の広田弘毅、『男子の本懐』の浜口雄幸、『雄気堂々』の渋沢栄一。彼らは皆、自らの利を計らうためではなく国家のために闘った。真の人間の魅力とは何か。城山三郎が語り尽くす。解説・佐々木常夫。

目次

はじめに 三人の男が東京駅ですれ違う
1 初心が魅力をつくる
2 人は、その性格に合った事件にしか出会わない
3 魅力ある指導者の条件
4 父から息子へ伝えるべき事柄
5 少しだけ無理をしてみる
6 自ら計らわず
7 人間への尽きせぬ興味
8 強く生きる
9 人間を支える三本の柱
10 男子の本懐

出版社・メーカーコメント

著者が魅了され、小説の題材にもなった人々の生き様から浮かび上がる、真の人間の魅力とは。生前の貴重な講演録。

著者紹介

城山 三郎 (シロヤマ サブロウ)  
1927‐2007。名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。一橋大学を卒業後、愛知学芸大に奉職し、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』で文学界新人賞を、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受賞し、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞を受賞した『落日燃ゆ』の他、多彩な作品群を発表。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)