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子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論

出版社名 青土社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-7917-6658-1
4-7917-6658-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 186P 19cm
シリーズ名 子育てが終わらない

商品内容

要旨

子どもが中高年になっても「子どもは子ども」。そんな親子関係でほんとうに大丈夫?ひきこもりの高齢化問題も深刻化するこの国で、これからの家族はどうあるべきか?正しい「親」のやめかた。第一線で活躍するキャリアカウンセラーと精神科医が徹底討論。

目次

第1章 成熟について―肯定することからすべてははじまる(子どもが30歳になるまで子育てを?!
成熟するのに時間がかかる社会になった ほか)
第2章 夫婦関係について―小さなことから関係性を変えていく(本人に自信をつけさせるにはどうしたらよいか
ちょっとした変化に目を配る ほか)
第3章 欲望について―コミュニケーションでほんとうに大切なこと(「根拠のない自信」をどう見るか
親子間で「以心伝心」はしてはいけない ほか)
第4章 自立について―子育てのタイムリミットと関係のメンテナンス(他人を家に入れたがらない日本の家庭
関係のメンテナンスをするという発想 ほか)
第5章 役割意識について―正しい「親」のやめかた(ノンイベントという「石」にどう対処するか
ネガティヴな出来事も学習の機会に ほか)

出版社
商品紹介

ひきこもりの高齢化が進むこの国でこれからの家族はどうあるべきか?第一線で活躍するキャリアカウンセラーと精神科医が徹底討論。

著者紹介

小島 貴子 (コジマ タカコ)  
1958年生まれ。埼玉県庁職業訓練指導員、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授などを経て、現在、東洋大学理工学部生体医工学科准教授・グローバルキャリア教育センター副センター長、埼玉県雇用・人材育成推進統括参与。家族関係・キャリアカウンセリングでのアプローチで就業困難者やひきこもりの支援を多数行っている
斎藤 環 (サイトウ タマキ)  
1961年生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、爽風会佐々木病院診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカンの精神分析。「ひきこもり」問題の第一人者として治療・支援ならびに啓蒙活動を行っている。また、漫画・映画などのサブカルチャー愛好家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)