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ロマンポルノの時代

光文社新書 594

出版社名 光文社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-334-03697-3
4-334-03697-X
税込価格 1,045円
頁数・縦 334P 18cm

商品内容

要旨

あの名作、あの監督、あの女優…。今、愛とエロスの16年半、1000作品の封印を解く。

目次

「団地妻」シリーズの衝撃
片桐夕子と女子高生もの
『キネマ旬報』とロマンポルノ
高評価を受けるロマンポルノ
ロマンポルノとSM
衝撃の後の停滞
監督と脚本家の多様な組み合わせ
同世代の作り手への強い共感
外部参入組と若手生え抜きの切磋琢磨
評論家の“ポルノ離れ”と実力派の台頭
ロマンポルノの終焉
ロマンポルノの男優

出版社・メーカーコメント

現在40代以降の世代なら、必ず一度はお世話になったことのある「にっかつロマンポルノ」。終焉して四半世紀近くになるが、未だ各地で回顧上映が行なわれ、オールドファンのみならず、若い世代の観客も詰めかけている。かつて文部官僚でありながら、成人映画批評における第一人者であった著者が、ロマンポルノについて初めて本格的な論考を行ったのが本書。17年の歴史を総括しながら、70年代から80年代にかけての時代風俗をいかに的確に表現に採り入れていたか、現在の日本映画にいかに影響を与えているかを綴る。

著者紹介

寺脇 研 (テラワキ ケン)  
映画評論家、京都造形芸術大学教授、NPO法人ジャパン・フィルムコミッション理事長。1952年福岡市生まれ。東大法学部卒業後、文部省に入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長。’06年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)