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岸辺の旅

文春文庫 ゆ7−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-16-783811-9
4-16-783811-7
税込価格 660円
頁数・縦 232P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ゆもとかずみの世界を満喫。読み進めずにいられない。

    ゆもと先生の世界観大好きです。そんなファンは多い。
    この一冊も満喫できます。
    行方知れずになった夫が戻ってくる…こころもとないスタート…
    なぜ??どうして??と疑問を持ちつつ読み進めてしまいます。
    ビギナー様は映画化を機に是非浸ってください。
    不思議な世界観…現実なのか夢なのか…そんなことすら気にならなくなる。
    読後すっきりしてしまう。ゆもとかずみワールド堪能できる一冊です。(ひ)

    (2015年10月25日)

商品内容

要旨

きみが三年の間どうしていたか、話してくれないか―長い間失踪していた夫・優介がある夜ふいに帰ってくる。ただしその身は遠い水底で蟹に喰われたという。彼岸と此岸をたゆたいながら、瑞希は優介とともに死後の軌跡をさかのぼる旅に出る。永久に失われたものへの愛のつよさに心震える、魂の再生の物語。

著者紹介

湯本 香樹実 (ユモト カズミ)  
1959年東京都生れ。東京音楽大学卒。処女小説「夏の庭―The Friends」で日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞を受賞。同書は映画化・舞台化されるとともに世界十カ国以上で翻訳され、米・バチェルダー賞、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞等を受賞した。2009年には、絵本『くまとやまねこ』(酒井駒子画)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)