• 本

この甲斐性なし!と言われるとツライ 日本語は悪態・罵倒語が面白い

光文社新書 597

出版社名 光文社
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-334-03700-0
4-334-03700-3
税込価格 836円
頁数・縦 253P 18cm

■立ち読みページを見る (画像をクリックすると大きくなります)

商品内容

要旨

主に関東地域で用いられる「馬鹿野郎」は、あいさつであり、照れ隠しであり、愛情表現であり、悲しみの表現でもあった。古事記・日本書紀から、明治・大正・昭和・平成の文学作品、はては国会論議から夫婦ゲンカに至るまで、悪態・罵倒語はどのように使われ、日本人の血となり肉となったのか。豊饒なる日本語の世界へ分け入る一冊。

目次

序章 バカヤロー!―あいさつから愛と悲しみまで
第1章 ブスとババアと淫乱と―女をののしる(ブス
ババア
大根足
淫乱)
第2章 弱くてくさいは甲斐性なし―男をののしる(弱い
ふぐりなし
甲斐性なし
くさい)
第3章 犬は畜生、猫は泥棒―動物の悪態(犬畜生
泥棒猫
豚野郎
オオカミ少年)
第4章 鼻くそほじって、クソ食らえ―排泄物で嗤う(屁のような
小便たれ
鼻くそ
クソ食らえ)

著者紹介

長野 伸江 (ナガノ ノブエ)  
1967年新潟県生まれ。ライター。早稲田大学法学部卒業。放送局勤務、編集プロダクションを経て独立。歴史・教育・生活分野を中心に執筆・編集を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)