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はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか

ちくま学芸文庫 ミ2−6

出版社名 筑摩書房
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-480-09482-7
4-480-09482-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 214P 15cm

商品内容

要旨

科学技術の発達した現代の都市社会においても、人々が強い関心を寄せつづける、妖怪・オカルトなどの「不思議な現象」。そのような心の源流にあるのは、いったい何なのだろうか。脈々と生き続ける、日本人の隠れた意識を探り当てるのに、民俗学はすぐれた力を発揮する。本書は、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩から解説。さらには、エンガチョ、消えるタクシー客など、都市のフォークロアに適用して、身近な「怖さ」の裏にひそむ非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解き、現代の民俗学の可能性を探る。

目次

1 民俗学とは(民俗学の流れ
現代社会とフォークロア
「都市」へのアプローチ
ハレとケのとらえ方
気離れと穢れ
私と民俗学)
2 都市が秘める力(「都市」への誘い
「都市」の語り出すフォークロア
「不思議な場所」のテーマ
怖さはどこからくるのか)
3 再生への願い(ケガレとキヨメ
「白山」の意味
シラと再生
白比丘尼の長命
「白」のもたらすもの
熊野とシラ
生まれ清まり)
4 現代民俗学の可能性(「世の終わり」のフォークロア
「不可思議」な心意
流行神と祀り棄て)

著者紹介

宮田 登 (ミヤタ ノボル)  
1936年、神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。2000年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)