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ヒトはなぜ神を信じるのか 信仰する本能

出版社名 化学同人
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-7598-1497-2
4-7598-1497-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 302,12P 20cm

商品内容

要旨

なぜ人生に運命を感じるのか、なぜ死んでも心は残ると思うのか、なぜ自然現象に意味を見出してしまうのか、進化心理学が解き明かす神と宗教の起源。

目次

1章 ある錯覚の歴史
2章 目的なき生
3章 サインはいたるところに
4章 奇妙なのは心の不死
5章 神が橋から人を落とす時
6章 適応的錯覚としての神
7章 いずれは死が訪れる

出版社・メーカーコメント

なぜ悪いことをすると,報いがあると思うのか.なぜ人生に運命を感じることがあるのか.なぜ偶然の出来事に意味を見出してしまうのか――ヒトだけが進化させた「心の理論」が,適応的錯覚としての神を可能にした.本書では,進化心理学の立場から「信仰する本能」の生物学的起源を明らかにする.

著者紹介

ベリング,ジェシー (ベリング,ジェシー)   Bering,Jesse
コラムニスト・ライター・研究者。1975年アメリカ生まれ。ルイジアナ大学ラファイエット校でチンパンジーの認知研究で修士号、フロリダ・アトランティック大学で発達心理の研究で博士号を得た。2002年からアーカンソー大学の実験心理学の准教授、2006年から11年まで北アイルランド・ベルファストのクイーンズ大学の認知文化研究所の准教授を務めた。2011年、執筆活動に専念するために大学を離れ、現在はニューヨーク州・イサカに在住
鈴木 光太郎 (スズキ コウタロウ)  
新潟大学人文学部教授。専門は実験心理学。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)