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空き家・空きビルの福祉転用 地域資源のコンバージョン

出版社名 学芸出版社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-7615-3200-0
4-7615-3200-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 167P 26cm

商品内容

要旨

地域の既存建物の福祉転用は、省コスト・省資源につながるうえに、新築では得にくい立地や、なじみのある質の高い福祉空間を生み出し、地域の再生にも役立つことが多い。しかし、その実現には福祉と建築の協働が欠かせない。そこで本書は、両分野の関係者が共通認識を持てるよう、建築や福祉の制度・技術の概要についてまとめて紹介するとともに、両者の知恵が実った先進37事例について、平面図や改修費、技術的ポイント、施設運用の実際、転用にともなう課題等を掲載した。

目次

1章 福祉転用とは(「支え合いの福祉」の環境づくり
既存建物を再活用することの意味と価値
福祉転用に関わる既存制度への対応と課題
既存建物を活かす計画と技術
福祉転用における安全とリスクの考え方)
2章 事例に見る工夫(住宅から
集合住宅から
宿泊系施設から
文教系施設から
店舗等から
事務所・工場・倉庫から)
3章 制度と技術(福祉施設の制度と基準
建築の制度と基準
建築の技術
バリアフリーの制度と技術
消防の制度と技術)

おすすめコメント

既存建物の福祉転用は、省コスト、省資源につながり、新築では得難い便利な立地やなじみ感のある福祉空間が作り出せる。だが実現には福祉と建築の専門家の協働が欠かせない。そこで関係者が共通認識を持てるよう建築や福祉の制度・技術を紹介し、様々な限界をクリアしている先進37事例を、その施設運用の実際と共に掲載した。