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ユーラシア世界 4

公共圏と親密圏

  • 塩川伸明/編 小松久男/編 沼野充義/編 松井康浩/編
出版社名 東京大学出版会
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-13-034284-1
4-13-034284-3
税込価格 4,950円
頁数・縦 247,7P 22cm
シリーズ名 ユーラシア世界

商品内容

要旨

社会主義という巨大な枠のなかで営まれる小さな日常システムに組み込まれる客体は公私の軋みを聞きながら新たな領域を創造する主体となる。

目次

総論 公共圏と親密圏
1 日常生活と社会(スターリン体制下の日常生活―交錯し、相克する「公」と「私」
顔と所有―スターリン体制下の文学にみる個人と親密圏
総力戦のなかのムスリム社会と公共圏―二〇世紀初頭のヴォルガ・ウラル地域を中心に)
2 ジェンダー論(三人の結婚―ロシア近現代文学におけるジェンダー、セクシュアリティ
旧ソ連諸国のジェンダー状況―ソ連時代からの遺産とその功罪)
3 歴史のなかの家族(婚姻の風景―帝政期の家族法
家族と法―ソ連における立法を通して
現代中央アジア農村の商売と親族―北クルグズスタンの事例から)

出版社
商品紹介

多様性を誇り、社会主義の経験をもつ旧ソ連および近隣諸国それぞれの地域が共有するものを生活世界からアプローチする。

著者紹介

塩川 伸明 (シオカワ ノブアキ)  
東京大学大学院法学政治学研究科教授
小松 久男 (コマツ ヒサオ)  
東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授
沼野 充義 (ヌマノ ミツヨシ)  
東京大学大学院人文社会系研究科教授
松井 康浩 (マツイ ヤスヒロ)  
九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)