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「橋下維新」は3年で終わる 民衆に「消費」される政治家たち

宝島社新書 356

出版社名 宝島社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-8002-0162-1
4-8002-0162-4
税込価格 817円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

日本の戦後政治史上、最大のトリックスター「橋下徹」。「時代の気分」(ポピュラー・センチメント)に後押しされた「維新旋風」が既存政党の脅威となるなかで、その政治的本質はいまだベールに包まれている。橋下氏が用いる、世論を味方につけるための「宣伝の技術」は、歴史上「独裁者」と呼ばれたカエサル、ナポレオン、ヒトラーが用いたそれと酷似している。それでは日本にも「独裁政権」が誕生するのか―いまのところ、その答えは「ノー」である。民衆に「消費」される存在となった政治家たちが、短命に終わらぬために必要なものは何か。政治心理学の第一人者による「橋下論」決定版。

目次

第1章 「強いリーダー」を求める社会的背景(将来に不安を感じるのは「人間の特権」
「不満」と「不安」が強いリーダーを求める ほか)
第2章 世論を味方につける方法(「既存のシステム」と対峙した政治家たち
「世論の支持」とその2つの意味 ほか)
第3章 「宣伝家」と「政治家」(政治家の力量を示す「宣伝力」
新聞の効果を利用したナポレオン ほか)
第4章 「橋下政治」は3年で終わるのか(「非業の死」を遂げた現代の独裁者たち
ナポレオンはなぜ「世論」に見放されたか ほか)

おすすめコメント

日本の戦後政治史上、最大のトリックスター「橋下徹」。維新旋風が既存政党にとっての「脅威」となるなかで、誰もがその政治的本質を把握できないでいる。政治心理学の第一人者である著者が、歴史上「独裁者」と呼ばれた人物たちが用いた「宣伝の技術」と橋下氏のそれを詳細に比較検証。日本において「橋下独裁政権」が成立しないことを結論づける。

著者紹介

川上 和久 (カワカミ カズヒサ)  
明治学院大学教授。1957年東京都生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学大学院社会学研究科社会心理学専攻博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授を経て現職。専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)