• 本

今を生きるための「哲学的思考」 “想定外の世界”で本質を見抜く11の講義

出版社名 日本実業出版社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-534-05001-4
4-534-05001-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

哲学的思考は、普通は疑ったり、考え直したりしないような“ごく当たり前”に思えることを疑ってみるあり方です。「従来の当たり前」、「従来の常識」にとらわれたままでは、まっとうに“今”に生きていくことはできません。みなさんの身近にあるものをとりあげながら、「哲学」を使って、世の中の真実をつかむ方法を紹介しましょう。

目次

第1部 「哲学的に考える」とは、どういうことか(哲学とは「そもそも」という問いである
「今」の私達の考え方の根本にあるもの―「我思う故に我あり」と「コペルニクス的転回」
「哲学」は“今”に使えるのか
「哲学的思考」で“ロボットの心”を考えてみる)
第2部 「哲学的思考」を使ってみよう1 デジタル・ネットワークと私の「生き方」(デジタル・ネットワーク時代の“私”と“あなた”―バラバラな私達と「ネット監視」社会
“私”のいうことの終わり
「オリジナル」とは何か?―文化の本質と「コピペ」の問題
“知っている”ことの価値の喪失―「なんでも検索!」の世界で失ったもの)
第3部 「哲学的思考」を使ってみよう2 3・11以後の世界とテクノロジー―私達の絶望と新しい生き方(リスボンとフクシマ震災後、世界はどう変わったか?
リヴァイアサンとしてのテクノロジー―そば屋に特殊部隊の格好で行くか?「リスク社会」と「想定外」の問題
ニュートン的世界観からカオス的世界観へ―「天気予報」が当たらない当然の理由)

出版社
商品紹介

「哲学的思考」で、世の中は変わって見える。今、本当に起きていることをつかめる1冊。

おすすめコメント

●哲学は、大昔の人のものではありません 哲学というと、大昔の偉い人たちが出てきて、世界や人間についてこむずかしく話すもの、と思っていませんか。でも本当の哲学は、今、そこに起こっていることについて、「本当にそうなのか?」と、自分で考えるためのものなのです。本書は、「哲学的思考」のエッセンスを紹介するとともに、実際に、哲学で今を捉え直します。   ●見通せない時代に必須の「哲学的思考」 原発事故、大地震、ギリシャ破たんなど、想定外のことが起こる世の中。従来の見方のままでは、決して、ものごとの本質は捉えられません。そんな時代だからこそ、今の「常識」を疑う「哲学的思考」が求められます。リアルとは何か、ネットワーク社会の中の「私」とは何か、ロボットや初音ミクに心はあるのか、フクシマの事故で世界はどう変わったのか。哲学を通してみると、今がまさに「転換期」であることがわかります。身近な例を使った講義形式の内容は、初めて哲学に触れる方でもやさしく読むことができます。不安な中、自分の頭で判断をしていきたいと考える読者にお勧めの1冊です。

著者紹介

黒崎 政男 (クロサキ マサオ)  
哲学者。東京女子大学教授。1954年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程(哲学)満期修了。専門はカント哲学。人工知能、電子メディア、カオス、生命倫理など現代的諸問題を哲学の角度から解明している。NHK Eテレ「サイエンスZERO」(2003‐2012年)やNHKテレビBS2「熱中時間〜“忙中”趣味あり〜」(2004年‐2010年)にレギュラー出演するなど、TV、新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)