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複素数とはなにか 虚数の誕生からオイラーの公式まで

ブルーバックス B−1788

出版社名 講談社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-06-257788-5
4-06-257788-7
税込価格 946円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

人類がなにかを数えた時、「数」が誕生した。そして、足し算、引き算、掛け算、割り算と計算が広がるとともに、自然数、整数、有理数、無理数と、「数」も広がってきた。さらに3次方程式を解くために考え出された数が、自乗するとマイナスになる想像上の数「虚数」であり、究極の数「複素数」だ。では、なぜ複素数は究極の数なのか?それは、「この先どんな計算や方程式が出てきても、これ以上、数を増やす必要がない」ということをガウスが証明したからだった。

目次

第1章 数の広がり
第2章 複素数の四則演算
第3章 複素数の幾何学
第4章 複素数と方程式
第5章 べき乗からオイラーの公式へ
第6章 複素数の応用

おすすめコメント

複素数の誕生から、オイラーの公式まで。2乗するとマイナスになる「奇妙な数」虚数の、面白さと凄さがわかる!

出版社・メーカーコメント

複素数はなぜ「究極の数」なのか 人類がなにかを数えた時、「数」が誕生しました。そして、足し算、引き算、掛け算、割り算と計算が広がるとともに、自然数、整数、有理数、無理数と「数」も広がってきました。さらに想像上の数「虚数」を加え、究極の数「複素数」が誕生しました。複素数はどんな数で、なぜ究極の数なのでしょうか。

著者紹介

示野 信一 (シメノ ノブカズ)  
1964年石川県金沢市生まれ。東京大学理学部数学科卒業、東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了、博士(数理科学)。東京都立大学助手、岡山理科大学准教授を経て、関西学院大学理工学部数理科学科教授。専門は、リー群の表現論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)