• 本

64

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-16-381840-5
4-16-381840-5
税込価格 2,052円
頁数・縦 647P 20cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全5件

  • 昭和64年にD県で起きた翔子ちゃん誘拐殺人事件。14年後に長官視察が行われることになった。D県警広報官・警視三上義信に、翔子ちゃんの父親雨宮と長官を逢わせるように命令が下った。以前捜査二課の刑事として、誘拐事件にかかわった三上刑事部と警務部の狭間に立つ。いろいろ調べていくうちに、64を模倣した誘拐事件が起こる。警察発表をめぐる広報と記者クラブの攻防。警察内における上下関係の熾烈な戦い。はたして事件は解決するのか。三上の事情(一人娘の家出)というつらい事実も内包して、事件は衝撃のラストへ……。渾身の横山秀夫の警察小説。十二分に堪能した

    (2013年11月22日)

  • 横山秀夫作品の真骨頂

    警察小説といえば主人公はだいたい刑事。でも巨大な警察組織のなかで刑事はほんの一握り。それぞれの部署で一人ひとりが職責を果たさなければ、こんな巨大組織が回っていくはずがない。衝突という言葉では足りないあまりにも激しすぎる刑事部と警務部の対立。D県警史上最悪の誘拐殺人事件をめぐりD県警は泥沼へ。。骨太で最後まで読みごたえ抜群の1冊です。

    (2013年4月13日)

  • あなたは憶えていますか? 昭和64年という年に何があったのか 横山秀夫さんは、上毛新聞社に12年間勤めた経験を生かした、リアルな描写の小説が魅力です、主人公には、刑事以外の警察関係者がキャストされています。警察組織を克明に描き、これまでにない警察小説を世に広めた第一人者だと言われています。2002年「半落ち」や2003年の「クライマーズ・ハイ」は、(著者が記者時代に遭遇した日航機墜落事故)、映画化もされました。今回紹介する、64(ロクヨン)は、病気療養中だった7年ぶりの復帰作でD県警シリーズの第4弾です。警察内の対立、地方と本庁の対立、広報と記者クラブの対立を書いています。本書のタイトル『64』は、1989年1月1日から7日まで、たった7日間しかなかった〈昭和64年〉に起きた翔子ちゃん誘拐殺人事件を指す隠語です。元刑事の警察組織運営の警務部に所属する広報室広報官で刑事部に戻りたい思っている、三上義信が主人公。昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件をめぐり、刑事部と警務部が全面戦争に突入し、狭間に落ちた広報官・三上義信は己の真を問われます。14年がたった未解決誘拐事件の

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    (2013年3月15日)

  • 64

    警察小説の旗手、横山秀夫が7年間の沈黙を経て放った警察小説の決定版。ひとりの警察広報官が、敵対する刑事部と警務部の厚い壁の狭間で葛藤する。刑事だけが警察小説の役者でないことを横山作品ではあらためて思い知らされる。横山ファンにはたまらない一冊。警察発表の真実とは?巨大警察組織の真の姿とは?そして警察官の矜持とは?読みごたえ十分の長編ミステリーである。

    (2012年11月5日)

  • ここまでの警察小説は読んだことがない!

    とにかく長いことぶりの新刊、期待も高かったがそれ以上の出来に驚きました。警察で起こりうるだろう全ての事を1冊にまとめ、完全にストーリとしてしかも完璧なまでの作品に作り上げてしまった。このミス1位確定の出来上がり、ここまで凄い本は読んだことがない、しばらく警察小説を読むのをやめようと思わせる1冊です。

    (2012年10月23日)

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商品内容

要旨

警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。

出版社
商品紹介

D県警史上最悪の重要未決事件「64」。この長官視察を巡り、刑事部と警務部が敵対する。その理由とは?さらに衝撃の展開が――。

著者紹介

横山 秀夫 (ヨコヤマ ヒデオ)  
1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。91年『ルパンの消息』が第九回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。98年『陰の季節』で第五回松本清張賞を受賞。2000年『動機』で第五十三回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)