志士の風雪 品川弥二郎の生涯
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2012年10月 |
ISBNコード |
978-4-16-381750-7
(4-16-381750-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 233P 20cm |
商品内容
要旨 |
蛤門の変、戊辰戦争、西南戦争…。歴史の重大局面に立ち会った志士の魂が後半生を賭けて追い求めた協同組合日本移植の悲願。 |
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目次 |
プロローグ 松本村の出会い |
出版社 商品紹介 |
松下村塾、蛤御門の変、戊辰戦争、西南戦争……。歴史の重大局面には、この男がいた。新政府の高官となった彼が追い求めた悲願とは。 |
おすすめコメント
「トンヤレ節」ーーわが国における軍歌の第一号である。この歌とともに、倒幕を掲げる官軍は行進した。そして、この作詞者こそが、本稿の主人公、品川弥次郎である。萩藩の足軽の子として生まれ、十五歳で松下村塾に入塾。吉田松陰に将来を嘱望された少年は、高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎らとともに、幕末、維新を駆け抜けた。蛤門の変、戊辰戦争、西南戦争……。古川薫氏の筆は、品川弥二郎という男が、まさに重大局面に立ち会った歴史の証人であることを浮き彫りにしていきます。その後、新政府の人間として、ヨーロッパに留学、協同組合運動に刺激を受け、日本に移植しようと尽力した後半生。あえて苦難の道を、なぜ選択したのか。その衝動はどこからきたのかーー。長年にわたり、幕末、長州を追い続けてきた筆者ならではの、画期的な評伝小説です!