• 本

奇蹟の画家

講談社文庫 こ31−6

出版社名 講談社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-06-277411-6
4-06-277411-9
税込価格 617円
頁数・縦 284P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 絵を見て泣いた事はありますか。

    出会いによって人生が変わることがある。死後時を経て多くの目に触れる芸術がある。この本で紹介されている石井一男の作品は、一人の画商との出会いがなければ埋もれてしまっていたかもしれない。絵の寿命が半永久的なものであるとするなら、絵を買ったとしても一時的に所持しているに過ぎない。この出会いによって世に出た作品は、今後も多くの人に寄り添い癒しを与えていく。

    (2014年3月12日)

商品内容

要旨

絵を見て、泣いたことがありますか?「女神像」が多くの人の心を捉え、今や個展に人が押し寄せる画家・石井一男は、50代まで画家として世に出ることはなかった。石井の清貧の暮らし、彼を世に出した画商、そして彼の絵に救われた人々。「本当の豊かさ」とは何かを教えてくれる、珠玉のノンフィクション。

目次

第1章 画廊
第2章 発掘
第3章 最期の一枚
第4章 見守る像
第5章 炎
第6章 その日々
第7章 レストランの絵
第8章 変容と深化
第9章 静かな波紋
第10章 呼んでくれるものを

おすすめコメント

長屋にひとり住み、絵を描いていた石井一男。46歳のときに表舞台に現れた奇跡の画家や周囲の人々を通し、豊かさとはなにかを問う。

著者紹介

後藤 正治 (ゴトウ マサハル)  
1946年京都市生まれ。ノンフィクション作家。『遠いリング』(岩波現代文庫)で講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)