• 本

日本人の知的風土

祥伝社新書 303

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-396-11303-2
4-396-11303-X
税込価格 842円
頁数・縦 180P 18cm

e-honサイト上の「税込価格」の表示変更について

日時 表示価格
2019年9月27日(金)午前9:59まで 旧税率8%の税込価格
2019年9月27日(金)午前10:00〜 新税率10%の税込価格

サイト上の表示に関わらず、お受取・支払いが10月1日以降となる場合は、新税率10%が適用されます。 詳しくは、e-honの消費税率改定に伴う詳しいご案内をご覧ください。

商品内容

要旨

アメリカの後追いでは日本の創造力は育たない。日米両国で活躍した元NASA研究者による比較文化論。

目次

第1章 自然が醸しだす知的風土
第2章 実力と機会均等との間
第3章 言葉と発想との関わり
第4章 サイエンスと禅問答
第5章 ひとつの「専門」に安住するなかれ
第6章 創造と個人の資質との間

おすすめコメント

日本人が「論より証拠」なのに対し、アメリカ人は「論には論」。アメリカ学界の実力主義の元では、自らの能力をアピールしない日本人は、業績を奪われる「いいカモ」になっている。それは、自然や生活スタイルといった「風土」から生まれたものである。著者はアメリカでの研究生活の経験を元に、以前『「考え方」の風土』を著した。その後、日本社会には欧米式のスタイルを追いかけ、年功序列よりも実力主義をよしとするようになった。しかし、アメリカ的な競争原理を導入することが本当に望ましいことなのか?それによって失われたものは、むしろ日本的な良さだったのではないか?帰国後も同じテーマを考察しつづけた著者は、今、その「日本人の知的風土」を再び見直すことが必要だと説く。

出版社・メーカーコメント

アメリカの後追いでは日本の創造力は育たない 日米両国で活躍した元NASA研究者による比較文化論  もう一度ここで、日本人が背負い、育ててきた伝統的な文化に拠(よ)って立つ日本の文明を見直してみる必要があるのではないか。 日本人が培(つちか)ってきた我が国固有の文明と、私たちの使うことば、つまり日本語、そして私たちを取り囲む自然環境との関わりについて再考し、私たち自身が構想する我が国の未来のあるべき姿を呈示してみたい。(「プロローグ」より)  ■日本人ならではのすぐれた思考法とは 日本人はアメリカ人に比べて論理的でないということがよくいわれる。それはアメリカ人が「論には論」であるのに対し、日本人は「論より証拠」という考え方だからだ。確かに、こうしたアメリカのスタイルに見習うべきところはあり、実際、日本はそれを追いかけ、さまざまなところで導入してきた。 しかし、アメリカ的なディベート文化などを、単に真似することが本当に望ましいことなのか。それによって失われたものは、むしろ日本的な思考の良さだったのではないか。今こそ、その日本の「知的風土」がどのようにして培(つちか)われてきたのかを見直すことが必要である。

著者紹介

桜井 邦朋 (サクライ クニトモ)  
昭和8年生まれ。神奈川大学名誉教授。理学博士。京都大学理学部卒。京大助教授を経て、昭和43年、NASAに招かれ主任研究員となる。昭和50年、メリーランド大学教授。帰国後、神奈川大学工学部教授、工学部長、学長を歴任。ユトレヒト大学、インド・ターター基礎科学研究所、中国科学院、スタンフォード大学などの客員教授も務める。現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員として、研究と教育にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)